今必要なのは新しい事を覚えてそれを思いだす力


今必要なのは新しい事を覚えてそれを思いだす力


思い出せない。

これがずっと問題になっている所です。

「すぐ忘れる」

コレとはちょっと意味合いが違います。

どう違うかと言うと思い出せないというのは

「再構築できない」という事だからです。


脳内の記憶の動きと言うのをこちらのページを読んで勉強しました。

「人間の脳」と「記憶」について
http://www.saiken.jp/pg217.html

色々と以前読んだ事あるなーと思いつつも、この内容を自分の力で再現は出来ません。

なぜなら「想起」と呼ばれる事が出来ないからです。


記憶の中には「記銘」・「保存」・「想起」と呼ばれる使い方があります。

記銘・新しい記憶を頭に入れ込む、作り出す事
保存・新しくできた記憶を適切な場所へ保存する事
想起・保存した記憶を自分の意思で引っ張り出す事

細かいお話はリンク先を見ていただくとして、今私自身が困っているのはこの「想起」の部分です。

原因は脳炎で壊れた「海馬」と呼ばれる脳内の器官が正常に動いていない事。

この「海馬」は脳の中の記憶を司るところで、昔から書いてるお話ですが、それをうまく操れない状況です。

特に「想起」、自分の意思で記憶を作り出す事がうまく出来ない。

もちろん「記銘」や「保存」部分も問題ありですが、「想起」の部分、脳内で一度保存した事を自分の意識で再構築する力が現在出来てない状況となります。

そもそも記憶と言うのは、脳内の電気信号の集まりです。

なので記憶は同じ場所に固まって存在する訳ではなく、
脳のあちらこちらに点在する電気信号を海馬に集めて「再構築=想起」を行っているそうです。

海馬は使えば使うほど活性化し、脳内の電気信号を使いやすくするといわれています。
よく使っている部分をさらによく使えるように改善していく訳ですね。

よく使う部分は引き出しやすくするので、どんどん良いことをやっていきましょう!
もちろんこの作業は機械的に行われるので、善悪の判断はありません。

なので、良い事して行けばそれに最適化されるのでそれをして行けばOKと言うことです。

あとただ頭の中だけで行うのではなく、体を動かしながらやるのが良いとの事。

全身の電気信号を使う訳ですから脳全体に刺激を伝え、さらに引っ張り出し、脳全体をフラットに持っていくことが出来ます。ウォーキングや体操が良いと言われるのはこの脳内刺激をバランスよく出せるからなんでしょうね。

偏った使い方だとやっぱり偏った状況に最適化されるわけですから、偏った生き方になってしまいますww。

まぁ全部が全部良いという事ではありませんからそこのバランスは意識して取らないとダメですね。

エッジが鋭すぎると人を傷つけてしまうので、そこら辺は注意です。


とにかく、自分はまずは基本、一般的と呼ばれる所?を目指してリハビリを続けて行きたいと思います。

まだまだリハビリと治療の真っ只中。

それでも生きる事は楽しいですよ。







 
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