想いを伝えるという事 2

想いを伝えるという事 2


「 もう今はおちついたからだいじょぶ。」


「・・・まじで??」



「もう少ししたら家に帰るから。。。」




とりあえずその日はすぐ仕事を切り上げて

家に向かいました、途中で姉とおかんがのった車に追いつき、
そのまま一緒に家まで行きました。


そして真相を聞きました。







まず叔父さんを家に引き取って、
親族で夜を過ごしていたそうです。






みんな、悲しい空気に打ちひしがれていました。
そんな中、もう時間も遅くなってきた時に、




うちのおばぁを昨日から疲れているはずだから
家に送ろうとしたそうです。








おばぁは「ずっと今日はこっちにいる!」
とだだをこねてましたが、みんなの説得で家に帰らせる事にしました、




おばぁがもう帰るってなったとき、

(うちのおかん談)
「突然とっても悲しくなっって・・・」




うちのおかんが子供のようにばぁーっと泣き出し始めました。
本当に大声をあげて、、




しかし、、、次の瞬間。



「おかぁ、おかぁ、」




とうちのおかんが話しかけたそうです。

叔父さんの声で。









ここからはかいつまんで聞いたのですが、
その後、うちのおかんにのりついた叔父さんは
自分の子供達をよび、色々と語りかけていたそうです、

しかし、途中でうちのおかんが半分自分をとりもどして、
ふとした時に、今度はなくなった叔父さんのすぐしたの叔父さんに
うつりました。



今度はこのおじさんがおばぁの手をつかんで、
おかぁ、と言ってしがみつきました。


その時うちのおかんは自分の中に半分叔父さんがいるのがわかったそうです。
なので、次にうつった叔父さんの背中に自然に覆いかぶさりました。


(うちのおかん談)
「その時なにかが移動していくのがわかったの。」



それから、おじさんの体を借りて、ほとんど方言で
叔父さんは色々なことを話したといいます。


これからの事とか、心配なこととか。







叔父さん自身が一番突然の事で
まだまだみんなに伝えたい事があったんだと思います。


それを中のいい兄弟の口を借りるぐらいの想い、
それはほんとに計り知れない物だと思います。








かなりの長い間叔父さんについた叔父さんは
おじぃや、おばぁ、そして親族家族とたくさんの事をはなしました。



そして、すこし安心したのか、


「もういちゅんどー(もういくよー)」

といって、横になりました。


親族はみんな回りに集まって、どうしたらいいのかという顔をしていたそうです、




「いちゅんどー」
「いちゅんどー」





そこでおばぁが、

「えぇ、××、いくな、」


と引き止めます。





叔父さんも行くと入ってもほんとに名残惜しいんだと思います。



「いちゅんどー」と言ってもなかなか行ききれない、
そしておばぁにも引き止められて、
なかなかいけない、


うちのおばさんの中に霊感が強い人がいて、
その人が
「おばあ、引きとめたらちゃんといけなくなるよ
 だから行かせてあげないと。。。。。」





といいます、おばぁが引き止めるのを親戚で押さえました、



おじさんはなかなか行き来れなかったのですが、
「いちゅんどー」



といって 最後に


病室でしきりに痛がっていた場所を思いっきり押さえて、
苦しそうな顔をして、



ばたっ



と力が抜けて言ったそうです。




これは親族10人以上がみんなで、見た出来事です。
僕は残念ながら立ち会う事ができませんでした。

だけど多分立ち会えなかった分 伝える側に回ろうと思います。






人は本当に自分の思いを伝えたいんだな、
と思いました、亡くなったとしても誰かを思う気持ちとかは
変わらないんだと思います。





そしてなくなったらやっぱり行く所があるんだとも思いました。






その場所は一体どこなんでしょうね。


人の霊は49日は下界にいるそうです。
その後、上っていくと。





そして又お盆には帰ってきます。
多分いったりきたりする場所がホントにあるんでしょうね。



今まだ叔父さんは下にいるのかもしれません。



その次の日、僕は朝から叔父さんの家にいきました。
出棺前にいき、そして叔父さんの顔をみました。


とても安らかな顔をしていたと思います。


そして火葬場でモブログしました
http://daxiamoblog.ti-da.net/e533068.html







叔父さんは僕が子供の頃などにお年玉を
たくさんぼくらに配ってました。

それが一番印象的です、そして我が家も色々と助けてもらいました。
だから、少し遅いかもしれませんが、僕も叔父さんの家族の手伝いを
やっていきたいと思います。





想いって強さだな、
そしてだからこそその想いで前に進んで生きたいですね。



人は想いを伝えるために生きているのかもしれませんね。











同じカテゴリー(沖縄不思議ワールド)の記事

この記事へのコメント
だーしゃさん、叔父さんの事、お悔やみ申し上げます。

兄弟の口を借りて想いを伝えられる…
素敵なご家族なんだなぁと思いました。
亡くなった叔父さんも想いを伝えられてよかったですね。

我が家は母が夢の中でメッセージを聞くタイプで
他の人が見聞きできる状態になるという事がないんですよ~。

私も一度夢でメッセージ受け取った事があります。
泣いて伝えてきたので私も思いっきり泣いちゃったまま目覚めたんですが
まだその詳細は書けないなぁ。。。
まぁ伝えるべき人には伝えにいったので、いいのかな…。
Posted by pyo at 2005年10月28日 12:52
だーしゃさんの叔父さまのお悔やみ申し上げます。
人の想いってこんなにも強くてすごいんですね。
なんて言ったらいいのかわかんないけど、
一日一日を悔いのないよう大切に生きていこうと思いました。
Posted by なっちゃん at 2005年10月28日 15:35
だーしゃさん、おじ様のこと、お悔やみ申し上げます。

とっても深い深い、いろんな事に思いをはせ、そして考えさせられる、だーしゃさんの記事でした。

ももすけも、肉体を離れても、人間には帰る場所があるんだと信じてますよ。

だーしゃさんが、亡くなったおじさんのご家族に、いろいろこれからは
してあげたい、って尊い気持ち、

きっと亡くなったおじさんに届いてると思います。そして、おじさんも、だーしゃさんに感謝して、安心してると思う。

人間は、想いを伝えるために生きている、、、本当だねえ、、、奥の深いことばだねえ。

だーしゃさん、こんな尊いお話を記事にしてくれてありがとうねーーー。
Posted by ももすけ at 2005年10月29日 00:59
だーしゃさん 貴重なお話ありがとう。。。

なんて言ったらいいかわからないけど…肉体を離れても
人の心ってつながっているんだな~と深く感動しました。

日々を大切に、周りの人々を大切に…生きていかなければ…
そして、想いは言葉にして伝えていこう…魂を磨こう…
と思いました。

叔父様のご冥福をお祈り申し上げます。

Posted by aki at 2005年10月29日 01:31
■pyoさんへ

コメントありがとうございます。
pyoさんは夢枕でメッセージをいただいたんですね。
きっと一番伝える事が出来る人の所に来るんだと思います。
そして伝えてあげること、これが大事なんでしょうね、
pyoさんやおかぁさんはきっとその役割があるのかもですね。

今回は多分うちの親族が仲良かったからだと思います。
きっと伝える事で叔父さんも少し安心できたのかなぁと。
コメントありがとうございますね。


■なっちゃんさんへ
コメントありがとうございます。
人の想う力って何よりも強いのかもしれませんね。
伝えたいと想う気持ちが、今回奏させたんだろうと想います。
少し叔父さんが安心してくれればいいなぁと想いますよ。
日々の一瞬、周りの人たち、
多分みんな大事なことなんかもしれませんね。


■ももすけさんへ
コメントありがとうございます。
人がもし行く所があるとすると
やっぱりお盆には帰ってきているんじゃないかと想います。
僕は見えないので、なんともいえないですが、
絶対行って帰ってくるのかなぁと。
多分家族、親族を大切に想う気持ちとか
波長が合ったのかも知れません。

伝えるべき思いは伝えていきたいですね。

■akiさんへ
コメントありがとうございますっ。
今回は僕は現場にいなかったのですが、
実際はかなり壮絶だった見たいです。
でも、叔父さんはきっと心配でしかたなかったんでしょうね。
みんなほんと良かったといってます。
きっと魂があること、行く所、

言葉は人の中に残ります。
だから伝えたいのかなあと。

コメントありがとうございました!





Posted by だーしゃ at 2005年10月29日 03:10
だーしゃさん、追記。

だーしゃさんが立ち会えなかったこと、
そしてそれによって伝える側に回ったこと
それは多分そういう役割を与えられてるんじゃないかな、と思いますよん。

「沖縄はぐすーもぐそーも境目がない」らしいし。(by 友人)
それを感じるとることのできる心を養って行きたいですねー。
Posted by pyo at 2005年10月29日 10:43
沖縄に惹かれ、だーしゃさんの素敵なブログを、いつもひっそりと
楽しませていただきました。
初めてコメントをします。

実は私もこの夏に、伯母を亡くしました。
主人方の伯母なので私は数回お会いしただけの方なのですが・・・

2ヶ月ほど、意識のないまま(それは故意的で意識を戻すと
痛み等に体力がついていかないので、薬で半分眠らせている状態でした)
予断の許さない状況が続いていたんです。

一度お見舞いに行った時、何も話せない、目も開けない伯母でしたが
とても顔色もよく、このまま元気になるんじゃないか?とさえ思うほどでした。

そんな時に、たまたま受けたスピリチュアルカウンセラーで
突然おばの魂が出てきたんです。
(私は別の事で受けに行ったのですが・・・)
そして「自分の元に来て自分に幸せだったか聞いて欲しい」と伯母から
メッセージを受けたのです。

何で私に?と思うと、あまりに近い人間は‘可哀想’ばかり言うんだけれど
私だけは‘可哀想って言うけれど、でもおばさん幸せだったわよね’と
思っていたから、そんな私なら「幸せだったか」と聞いてもらえると
思ったようです。

伯母は60代に入ったばかりで、その若さを惜しむ声ばかり。
私は少し違う感覚を持っていたのは確かなんです。
みんなが「頑張れ!」という中、私は「伯母さん、頑張ってるよねー
これ以上何を頑張れって言うんだろうねー」とお見舞いに行った時に
心の中で思っていたりしていたんです。

そんな私だったからか、伯母から魂のメッセージを受けて
翌日、朝早い飛行機に乗って伯母の病院に主人と駆けつけました。
そして伯母に望まれたように「幸せだった?」と聞いたのです。

その日の夕方の飛行機で羽田に戻ってきた私たちに届いたのは
伯母が息を引き取った知らせでした。

さっきまで、温かかったのに・・・
でもきっと伯母は自分の人生を「しあわせだった?」と問われる事で
回想し、「みんなが言うみたいに‘可哀想’じゃなくって‘幸せ’だったじゃない」
と納得をしたような気がします。

その一件以来、私自身の思いもだいぶ変わりました。

だーしゃさんの伯父様も、我が家の伯母も、きっと魂となり
楽しく、そして心優しく私たちを見守ってくれているんでしょね。

長くなってしまってごめんなさい。

これからもブログ、楽しみにしていますね!!

Posted by mic at 2005年10月29日 12:11
■pyoさんへ

こんにちはーコメント有難う御座いますっ
ぐそーと境目がないんですね~
あるいみ重要なところですよね。

でも今回僕がブログをしているせいか、
伝えられる事は伝えていこうとおもいましたよっ

出来る事をやっていきまっすよぉー

■micさんへ
こんにちははじめまして~!
コメントありがとうございますっ
いつもみていただいていたなんてうれしいですよ(^^)

そしてお話を聞いて、なんとなくわかるきがしました。
きっとおばさんも、つらいかもしれないけど、
かわいそうと思われるのがつらかったのかもしれないですね。

いいお話を伝えてくれて、ありがとうございます。

突然の事が起こるかもしれないですけど、
幸せだった、そう思えることが一番大切なんじゃないですかね。

いい人生をいきたいっす(^^)!

Posted by だーしゃ at 2005年10月29日 23:46
お悔やみ申し上げます。

家族との別れ・・・。本当にお辛いですよね。
こんなに残していく家族が心配で心配で。

最後に奇跡を起こせたのでしょう。

沙羅も、夏に。いろいろあって。
2年間も意識不明の方が亡くなりました。
医療ミスだったらしい・・・。ということでした。

ただ、意識不明の間に本人には知られたくない事実がありました。
それを知らずに永遠の眠りにつけたことを、私個人としてはよかったと思っています。
Posted by 沙羅 at 2005年10月30日 08:34
■沙羅さんへ

コメントありがとうございます。
今回の件は、ある意味とてもよかったと思います。
人の想いって強いですから、
きっと遠くにいても繋がると思います。

沙羅さんのお知り合いの方も、、、

不思議な事ですが、案外気がつかない隣にあるのかも
しれないですね。

コメントありがとうございましたっ
Posted by だーしゃ at 2005年10月31日 00:57
同じタイトルなので何だろうと思いました。。。

ワタシとは全く違って奥深いですネ。。。
また、実際にあった体験談をブログに掲載されたコト。。。
色んな想いがあっただろうと思います。

『人は想いを伝えるために生きている』
スゴク納得出来ましたヨ。
だーしゃさんの叔父さんの伝えたい気持ちが、
魂の叫びとなったんだろうナ。。。
伝わった『想い』が親族の心に響いた事だと思います。

心からご冥福をお祈り致します。
Posted by オネェ at 2005年10月31日 00:57
■オネェさんへ
すいません、実はこの記事はオネェさんの話から
インスパイアされて、書こうとおもったんです。

想いを伝えれるのはホントは生きている間だけだから。
今回のケースは稀有なことだと想います。

想いを伝えていく事がやっぱり人として生きる事なのかもしれません。
コメントありがとうございました(^^)
Posted by だーしゃ at 2005年10月31日 01:01
だーしゃさんお疲れサマです!^^!

そーだったんですか。
嬉しいですネ^^☆
昨日コメントした時に、トラバしようか迷ったんです実は。。。
やっぱりトラバさせて下さいネ^^☆
Posted by オネェ at 2005年10月31日 12:35
ご愁傷様でした。

“もう行くよ”、
と言われても、
つい、“行かないで”、
と言ってしまう家族の気持ち、
心苦しいですよね。

無事、天国へ登ってゆかれることをお祈りします。
Posted by KUWA at 2005年10月31日 16:02
■オネェさんへ
コメントありがとうございますっ
トラバしてくださいよー、
トラバURLはコメントの一番下にありますから(^^)
是非是非ですよー、よろしくです!

■KUWAさんへ
もう行くよというほうもつらいと思います。
自分の親しい人から離れることですからね。。

おばぁもつらかったと思いますし。。。
無事天国にいって、またお盆に帰ってきてもらえれば
いいと思うので、(^^)
いまはゆっくりしてほしいですね。


Posted by だーしゃ at 2005年11月01日 03:20
タイトルはDMメルで気づいてましたが、こんな内容だとは知らず、びっくりしました・・・。
おじ様が亡くなられたんですね。それもがんで苦しみながら。
だからいろんな想いを残したまま あの世にいけず、そんなことが・・・。
なんだか映画やドラマの中の出来事みたいですね。
今もまだ だーしゃさんの家族の近くで見守ってらっしゃるんだろうか。
ほんと不思議なことがあるもんですね。
私達も 今を大切に生きなければ。
Posted by じゃすみん at 2005年11月01日 20:14
■じゃすみんさんへ

コメント有難う御座います。
今回は色々あってこうなりました。
とっても人と人が関わりあっていきてるんだなってのが
凄くわかりました。

親族の中がいいってのわかりますよね。

気がつかない事こそ大切な事だと思います。

今を大切にしないといけないです。
Posted by だーしゃ at 2005年11月01日 22:57
お悔やみ申し上げます。
はじめてコメントします、るる丸といいます。
何度も読ませて頂きました。
おじ様の想いの強さ、家族を残していくおじ様の気持ち、また、我が子が先に逝ってしまうおばぁの気持ちを考えると、涙が止まりません。
人とのかかわり、想い、今を大事に生きていかなきゃと思いました。
Posted by るる丸 at 2005年11月02日 16:39
■るる丸さんへ

こんにちは、コメントありがとうございます。
今回は叔父さんがこのような形で言葉を伝えてくれた事
親族にとってはほんとうに会話できて良かったと思います。
またお盆に帰ってきてくれればとおもいますよ(^^)

人は想いでつながってるのかもしれませんね。
コメントありがとございました。
Posted by だーしゃ at 2005年11月04日 21:51
だーしゃさん、
叔父さまのこと、お悔やみ申し上げます。
私の伯父と伯母も、癌で他界しました。両親のように接してくれたふたりだったので、だーしゃさんのブログを読んでいろいろと考えさせられました。ほんとは、もっともっと私達に伝えたい事があったんじゃないかと。

でも、二人とも幸せだったって分かるから、もう一度生まれ変わったら、また彼らの姪っ子になりたいと思います。

これからも、ブログたのしみにしてますね。
Posted by 茶々 at 2005年11月23日 13:55
■茶々さんへ

こんにちは、コメントありがとうございますっ
ガンというのは、とっても悲しいですよね。。
自分の細胞なのに、、、なぜでしょう。。。

そして色々な思いは願えば伝わるのではないでしょうか。。
茶々さんの多分叔父さん夫妻も。。
でもきっとそれまでに伝えた事もたくさんあるはずですよね。

生まれ変わったらもう一度、なんて、とってもよくしてもらったんですね。ちょっとあったくなりました(^^)
ブログ最近とまりぎでごめんなさい
ちゃんと更新しますねーーー
Posted by だーしゃ at 2005年11月23日 21:43
だーしゃさん、ご無沙汰してます。ドリアミです。

少しだけ、似たような体験がありました。

トラックバックしますね。


一瞬一瞬を大切に生きようと思います。



ご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by ドリアミ at 2005年12月24日 20:21
ドリアミさん

こんにちは、コメントありがとうございます。
そしてトラバも。。

同じような体験ですね、夢。。
そうやっぱり人はなにかにつながってるんではないでしょうか。
とても居見部会ことですよね。
Posted by だーしゃ at 2005年12月25日 18:36
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。