今日は母方の親戚の行事があり、首里へ行ってきました。
今回の行事というか、なんというか、ちょっと変わった事をしに行ってきたんです。
まず何をしに行ったのかと言うと、うちの親戚、
おじーおばーたちの親戚の方なのですが、
そのおじさんの魂の入った石(珊瑚)を
今現在納骨されているおばさんの厨子甕に納骨-合わせて納めるという儀式です。
うちの母方の家系は首里側の古い家系らしく、
見ての通り、とっても沖縄のあの家みたいな戦後作られた新しいお墓とかではなく、
崖をくりぬいて作られているようなお墓でなんです。
そして沖縄だけなのかもしれませんが、
今日、旧暦の七夕はお墓を掃除したり、
また普段はできないお墓を開けたりする事ができる日みたいなんですね。
なので親戚のおじさんおばさんの魂を一緒のお墓に入れる事が今日しかないんです。
今日はホント晴れてくれたおかげでとっても暑かったです(汗)
みんな汗をかきながら作業を進めていました。
まずはお墓を開けるのも何年ぶりかも分からないぐらいだったので、
開けるのにもとっても大変でした。バールやら金槌やらでよいしょよいしょと。
そしておばさんが入っていた厨子甕におじさんの魂を福岡から載せてきた珊瑚石を入れます。ここらへん、ふしーぎなお話等があって現在この儀式に至るのですが、今は省略。
今日はホント暑かったですが、雨に降られるよりホントよかったです。
僕は今日は後ろから写真とったり、お墓を閉めるときのセメント作ったりとか、
それぐらいしかお手伝いできませんでしたが、親戚一同みなよかったーっと思いました。
こちらお墓の中でのお話なのですが、亡くなったおばさんだけうちの墓に入って、おじさんは福岡のお寺にて埋葬されてしまっていたので、おばさんがお墓の中で肩身をせまくしているよーー。
と言われたのが確か事の発端ですね。
だからおじさんのお骨が福岡ではもう無かったので、
魂を珊瑚石にのせて沖縄に持ってきて、
一緒に収める事がやっとできました。
たぶんおばさんも何十年も一人でさびしい思いをしていたのが
今日やっと一緒になったのでとっても喜んでいるのではないでしょうか。
そう思いたいです(^-^)
あっち側でできない事はこっち側でやってあげないとねっ。