今日
yasukawa師匠からデザインの基礎を教えてもらいました。
すぐ忘れるので、正しくは頭に記憶を留めて置く能力(
記銘力)が低いので、メモりながら出力していきたいと思います。
その中でですね、検索して
黄金比、
白銀比のお話が出てきて、黄金比は言葉として聞いたことあったけど、白銀比は何なのかよくわからないので、細かく調べてみました。
その中で驚いたのは「
可愛い」の基本が「
白銀比」に存在したという事。
ちなみに黄金比はA4とかA3とかその縦横で作られた四角の事ですね。
話を進めると、白銀比は
聖徳太子が考案したとされている比率で、さらにその元をたどると
円の中に納まるといいます。
その円とはなんでしょう?
それは木です。丸太の切り口ですね。
昔は木が人間の生活には無くてはならない存在であり、今はその他の物が出てきてしまって違いますけど、それが無いと絶対に困るものでした。
んで、聖徳太子が考えたのは、その木をどう効率的に材木へ変え世の中に出していくのかという事。
それが「
円から取り出す正方形」でした。
そりゃそうですよね、聖徳太子が生きてる時って今から1500年ほど前、どれだけ前なのか想像も出来ません。
その頃って材木からすべてを作り出しますけど、「
木は一年、二年じゃそだたねぇ!!」そんな状況です。聖徳太子は法隆寺作るには今ある木材でどうつくりゃ良いんだと考えた訳です。
んで、その答えが、「
木の円という形から、
材木を正方形で取り出す、
これが一番無駄が出ない」です。
さらに、それを「
真ん中で真っ二つにしたらさらに汎用性が高くなる!」と聖徳太子は気がついた訳ですね。
何だかんだ言っても1500年名前が残ってる人だからすごい人だったんだろうなぁ。
何が言いたいかというと、その正方形を真ん中に切った長方形が「
白銀比」だという事。
そこから木材を利用した建物などが出来てきました。
んで、そんな「白銀比」で出来た建物を横に1500年も育ってきた日本人がその価値観を体に染み込ませるのは至極当然で、それが日本人の物を形成する際の一番いい基本価値に観と成ったと。
いやー、よく分かりました、日本人の美的感覚の原点とその流れが。
それを勉強したのがこちらのリンク先。
キティ、あっちゃん…日本で最もウケるバランス「白銀比」とは
http://liskul.com/cr_goldenratio-3739
なるほどー、やっぱり日本人の
カワイイ「
白銀比」は、西洋人の
美しい「
黄金比」と同等な価値観だったわけですね。
ここの流れを知る事で、これまでバラバラだった知識がひとつにまとまり、
それが大きな力になると思います。
そのカワイイは、子供っぽいという人も居ますが、子供っぽいから悪いという
判断がそもそもの間違いで、それは西洋が持つ美しいと
同等の美的感覚だという事、それが一番の発見です。
ともかくこのカワイイの作り方が以外と簡単だったのが驚きでした。「円→正方形→長方形」
これは知らないと損ですよねー、日本人のすでに、根底部分にある美的意識を活用するべきで、
戦後外から入ってきた黄金比は西洋が日本に物を売り付けるために無理やりパラダイムシフトさせた価値観だという事も一応記憶の片隅に置いといてください。
この流れを知る事は本当にいい勉強でした。